【ファンカーゴ購入戦記 3日目】 決戦、そして契約へ

3日目の朝。脈がありそうなディーラーB社へ、探りの電話を入れる。

私:「もしもし、昨日お邪魔したもんやけど。あれから他の店(E社)も回ってん。そこの兄ちゃんが『オプションXとY、付けませんか?後悔はさせません』て言うてるんやけど…。そっちやったら、オプションXとY付けてナンボになる?」
デB:「えーっと、オプションXは要りませんよ。横幅が広がるだけですし」
私:「そうなん?ほなオプションYだけでええわ。で、ナンボ?」
デB:「それは…〇〇〇万円ですねぇ」
私:「ふーん…、じゃあもう少し考えますわ」

実はこの電話の最中、玄関には本命のE社の兄ちゃんが到着済み。 彼を待たせながらの交渉。我ながら、なかなかのタヌキだ。

さあ、最終決戦。E社の兄ちゃんを応接間に通す。

私:「で…結局ナンボ?」
デE:「そうですね、全部込みで〇〇△万円(B社より1万円安い!)です」
私:「昨日言うてたオプションXとY、両方付けてやんな?」
デE:「はい、もちろんです」
私:「……よし、わかった。決めるわ」
デE:「えっ…ホンマですか!?ありがとうございます!」
私:「実はな、さっきアンタを待たせてる間に、別のディーラー(B社)と電話しててん。そこはオプションX抜きで、アンタより1万円高かったわ。まぁ、これなら手打ちにしてもええかなと」
デE:「そうでしたか…。しかしIさんは、てっきりデミオに決めるもんやと諦めてましたわ」 私:「ははは、確かにあの値引きにはクラクラしたで」
デE:「ほな、なんでまたファンカーゴに?」
私:「もともと本命はファンカーゴやったんよ。でも、色々見とかんとフェアじゃないやん?ほら、コンパでも本命の子ばっかり口説いてフラれた後で、他の子に行っても『アンタ、あの子ばっかりやったやん』て言われたら困るやろ(笑)。ウチ、本命決めるとすぐ顔に出るタイプやから、先入観なしに全部の可能性を探りたかったんよ。もちろん、条件が合えばデミオを買ってたかもしれんで」
デE:「そうですか…。恐れ入りました」

そんなこんなで、晴れてファンカーゴのオーナーになることが決定。 納車は、来月末!

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